翻訳と辞書 |
熊野牛王符[くまのごおうふ] 熊野牛王符(くまのごおうふ、熊野牛玉符)は熊野三山で配布される特殊な神札。 ==概要== 「熊野牛王神符」、「烏牛王」、「おからすさん」などと呼ばれる。一般的な神札と違って一枚ものの和紙の上に墨と木版で手刷りされ、朱印を押したもので、意匠には多くの烏が用いられる(烏文字)。種類は、大きく分けて「那智瀧宝印」「熊野山宝印(本宮)」「熊野山宝印(新宮)」の3種類だが、熊野三山の各大社ごとに意匠は異なる。烏文字は烏の配列で文字を表すもので、本宮と新宮では「熊野山宝印」、那智では「那智瀧宝印」と記されるが極めて読みにくい。3種類以外の「神蔵牛玉宝印」も熊野牛王符で、しかもかなり出回っていた。更に中世から近世にかけて全国各地の熊野神社から発行されていたため、単純な分類は不可能と言ってよい。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「熊野牛王符」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|