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熟語[じゅくご] 熟語(じゅくご)とは、複数の語や形態素が比較的強く結びつき、独立したまとまりをなす表現を指す用語である。この用語は文脈によって定義付けが少しずつ異なる。 == 慣用表現としての熟語 ==
複数の語がなすある種の固定的な表現を「熟語」とみなす立場がある。この立場において「破竹の勢い」「満を持す」などの成句的な連語は、しばしば「熟語」という用語で総称されることがある〔『漢字百科大事典』明治書院、1996年1月、90頁。〕。言語学において同様の概念をイディオム(idiom)と称し〔『言語学大辞典』第6巻、三省堂、1996年1月、51-53頁。〕、特に英語におけるイディオムを俗に英熟語と呼ぶこともある〔小池直己、佐藤誠司 『中学英語を5日間でやり直す本 〈パワーアップ編〉』PHP研究所、2005年3月、92-93頁。〕。ただ、熟語という用語はこのほかにも様々な意味を包含する曖昧な概念であるので、日本言語学会と日本英語学会は、学術用語としての“idiom”を一律に「慣用句」と訳している〔国立情報学研究所「オンライン学術用語集 」 2011年1月19日閲覧。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「熟語」の詳細全文を読む
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