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熱い絹[あついきぬ]
『熱い絹』(あついきぬ)は、松本清張の長編推理小説。『小説現代』に連載後(1972年2月号 - 1974年12月号にて中断)、改稿を経て『報知新聞』に再連載(1983年8月15日付 - 1984年12月30日付)、1985年4月に講談社から刊行された。後に電子書籍版も発売されている。1967年3月に起こったジム・トンプソン失踪事件を下敷きに、著者が組み立てたミステリー長編。 1998年にテレビドラマ化されている。 == あらすじ ==
1967年8月12日、軽井沢の別荘に滞在中のアメリカ人女性が、寝室にて扼殺死体で発見された。壁には色鮮やかな熱帯蝶の標本が掲げられていた。長野県警の長谷部警部は、被害者の兄が、妹の殺害にも関わらず「出張」から戻らないのを不審に思い、調べた結果、兄・ジェームス・ウィルバーが、7月16日にマレーシア・キャメロンハイランドにおける天然の「密室」で、忽然と姿を消していた事実を知る。軽井沢の事件との関連を思いめぐらす長谷部だったが、8月26日、キャメロンハイランドの山腹密林中で、今度は熱帯蝶採集ツアーに参加した日本人の惨殺死体が発見された。ICPO(インターポール)の要請を受けた長谷部は、マレーシアへと飛ぶ。 奇怪な透視術師や舞踊団の交錯する中、一連の事件の謎解きが始められたが…。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「熱い絹」の詳細全文を読む
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