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熱傷後瘢痕部掻痒感(ねっしょうごはんこんぶそうようかん)とは、やけどしたあとの傷痕に生じる強いかゆみである。 このかゆみは大変強く、人によっては不眠になったり、寝ている間かきすぎてシーツが血まみれになっていることもある。 この苦痛を軽減するにはクロルフェニラミンマレイン酸、塩酸フェキソフェナジン、塩酸セチリジンなどの外用薬があるが、特効性はない。ヨモギローションを使用して効果があるとする文献もある〔小川、百東「ケロイドおよび肥厚性瘢痕の予防と治療法」日医大医会誌 2005年、1巻3号、121ページ (pdf) 〕。 掻痒感の期間は人にもよるが、約1~2年間。 対策としては、清拭、ステロイド外用薬塗布、包帯の上からたたくなどがある。もっとも効果的なのはかゆみを気にしないように、肉体的キュアのみならず精神的ケアを重視することである。 == 関連項目 == *熱傷 *肥厚性瘢痕 *ケロイド *皮膚科学 *形成外科学 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「熱傷後瘢痕部掻痒感」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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