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燃えつき症候群 : ウィキペディア日本語版
燃え尽き症候群[もえつきしょうこうぐん]

燃え尽き症候群(もえつきしょうこうぐん、)は、一定の生き方や関心に対して献身的に努力した人が期待した結果が得られなかった結果感じる徒労感または欲求不満。慢性的で絶え間ないストレスが持続すると、意欲を無くし、社会的に機能しなくなってしまう症状。一種の心因性(反応性)うつ病とも説明される。
極度のストレスがかかる職種や、一定の期間に過度の緊張とストレスの下に置かれた場合に発生することが多いと言われている。
==定義==
ハーバート・フロイデンバーガー(Herbert J. Freudenberger)の定義によると、持続的な職業性ストレスに起因する衰弱状態により、意欲喪失と情緒荒廃、疾病に対する抵抗力の低下、対人関係の親密さ減弱、人生に対する慢性的不満と悲観、職務上能率低下と職務怠慢をもたらす症候群。
精神障害の診断と統計マニュアル』における認識障害には記載されておらず〔Ulrich Kraft, "Burned Out", Scientific American Mind, June/July 2006 p. 28-33〕、『疾病及び関連保健問題の国際統計分類』第10版(ICD-10)では、「Z73 生活管理困難に関連する問題」の「重要な枯渇の状態」(Z73.0)と認識されているが、「障害」とは見なされない〔ICD-10: International Classification of Diseases. Geneva: World Health Organization, 1994.〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「燃え尽き症候群」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Burnout (psychology) 」があります。



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