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燕型敷設艇[つばめがたふせつてい]
燕型敷設艇''(つばめがたふせつてい)は、日本海軍の敷設艇。同型艦2隻。日本海軍の近代型敷設艇のプロトタイプとなった艇〔#日本海軍護衛艦艇史p.84〕。 == 計画 == 第一次世界大戦におけるイギリス海軍対潜作戦の戦訓研究の結果、1921年(大正10年)には防潜網、捕獲網、基準網などが制式兵器に採用され〔#写真日本の軍艦第14巻p.90〕、また防潜網を敷設する小艦艇を建造して実験訓練をすることが至急必要とされた〔#海軍造船技術概要p.649〕。これを受けてワシントン海軍軍縮条約後の大正12年度(1923年)の新補充計画の中には、500噸型捕獲網艇3隻、500噸型基準網艇2隻、5,000噸型急設網艇1隻の建造が含まれた〔。最終的には補助艦艇製造費から〔#戦史叢書31海軍軍戦備1pp.320-321〕1,345噸型急設網艦の「白鷹」と450噸型捕獲網艇の本型2隻が建造された〔。捕獲網は水上艦艇が敷設して潜水艦を捕獲するための兵器で、捕獲網艇は港湾防御のために各防備隊に配属され、捕獲網設置を主任務とする艦艇である〔#写真日本の軍艦第14巻p.92〕。本型はその他に急設網(防潜網)や機雷の敷設、更に掃海も要求された〔〔#海軍造船技術概要p.649-650〕。また排水量は予算上なるべく小さくされ、その任務上、運動性は軽快なことが求められた〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「燕型敷設艇」の詳細全文を読む
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