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燻製ニシンの虚偽[くんせいにしんのきょぎ] 燻製ニシンの虚偽(くんせいニシンのきょぎ、)は、重要な事柄から受け手(聴き手、読み手、観客)の注意を逸らそうとする修辞上、文学上の技法を指す慣用表現〔Red herring. (n.d.). The American Heritage Dictionary of the English Language, Fourth Edition. Retrieved February 04, 2009, from: http://dictionary.reference.com/browse/Red%20herring〕。 == 解説 ==
例えば、ミステリ作品において、犯罪者の正体を探っていく過程では、無実の登場人物に疑いが向かうように偽りの強調をしたり、ミスディレクション(誤った手がかり)を与えたり、「意味深長な」言葉を並べるなど、様々な騙しの仕掛けを用いて、著者は読者の注意を意図的に誘導する。読者の疑いは、誤った方向に導かれ、少なくとも当面の間、真犯人は正体を知られないままでいる。また「」(ストーリーの途中まで、主人公とは別の人物をあたかも主人公であるように見せる演出)も、燻製ニシンの虚偽の例である。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「燻製ニシンの虚偽」の詳細全文を読む
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