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爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル : ウィキペディア日本語版
爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル[ばくしょうそっくりものまねこうはくうたがっせんすぺしゃる]

爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』(ばくしょうそっくりものまねこうはくうたがっせんスペシャル)は、フジテレビ系列で不定期放送されているものまね番組である。ものまねタレント以外に、お笑い芸人アーティストも多数出演している為、お笑い系音楽番組でもある。2000年から改編期と年末年始の3回、2012年は春・秋・2013年からは春・秋に不定期放送されている。通称「ものまね紅白」「ものまね紅白歌合戦」。2007年12月25日以降はハイビジョン制作。2010年からは当番組の派生番組『顔も声もご本人と一緒! 爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』も不定期放送されている。番組タイトルロゴ名表記のは、『』。''』。
==概要==
元々は、『新春特番!!オールスター爆笑ものまね紅白歌合戦!!』というタイトルで1987年度から1999年度まで年に1回、年末年始に放送されていた特別番組である。
ものまねブームの頃『ものまね王座決定戦』が人気を誇っていたが、やがて往時のブームが去り、番組に出演していたコロッケ岩本恭生研ナオコ〔日本テレビの『ものまねバトル』終了および同局のものまね番組から降板したため、2009年9月29日にご本人ゲストで出演(清水アキラがものまねを披露したため)。〕などが日本テレビものまねバトル大賞』に移行するなど、メイン出演陣にも大きな変遷が起こる。2000年10月3日の放送でテコ入れを図りリニューアルを行った。しかし、視聴率がさらに不振のため、『ものまね王座決定戦』を一旦打ち切り、当番組に吸収合併されて現在のタイトルになり、2000年12月26日放送から以降、春・秋の改編期にも放送されるようになり、放送回数が年3回に増えた。2012年から『ものまね王座決定戦』が毎年年末(12月)に年1回放送されることに伴い、当番組の冬(年末年始)の放送を廃止して、放送回数が春・秋の年2回に減る。また、この編成に伴い、1987年度から1999年度までの春・秋(改編期)に『ものまね王座決定戦』が放送され、冬(年末年始)に当番組が放送されていた時期と逆になり、春・秋に当番組が放送され、冬(年末)に『ものまね王座決定戦』が放送されることになる。
1998年までは元日1月1日)に新春恒例特番『新春かくし芸大会』が存在する関係上、基本的に1月2日または1月3日1995年元日〔初回の1988年も元日放送だったが、14:30 - 16:00のノンプライム放送だった。なお1995年の『かくし芸』は翌2日に放送された。〕)に放送。1999年には新春特番(1月2日)と年末特番(12月30日)の2回が放送され〔これは1999年12月31日 - 2000年1月1日に、『LOVE LOVEあいしてる』母体の大型年越し特番が編成され、『かくし芸』放送が1月2日放送になったため。〕、これ以降番組は毎年年末に放送されるようになる。1999年から年末特番として放送されるようになったのは翌2000年から『平成教育委員会SP』が毎年1月3日に放送されるようになったためだが、2006年度は、久しぶりに1月放送になった。プロデューサー水口昌彦になってからの2000年12月 - 2001年12月まではタイトルが異なっていたが、プロデューサーが清水宏泰に変わった2002年3月からは現在のタイトルに落ちつき、さらに吉本興業のタレントが出演するようになってから視聴率が前回の『王座』時代よりさらに上昇して巻き返しに成功した。
番組名に「歌合戦」と付けられているが、喋りやコントなどの歌を全く披露しないものまねも披露される。
従来の『王座』で司会者が着ていた「赤いブレザー」や「針すなおの似顔絵」は廃止されている(なお、紅白に統一されてからの第1回2000年12月放送で司会の今田耕司東野幸治がオープニングで赤いブレザーについて軽く話をしていた)。
優勝チームが決定すると、従来の『王座』で行っていたくす玉に代わり、キャノン砲から大量の紙吹雪が降る。
当番組は、放送開始した2000年以降から、『FNS歌謡祭』『FNS27時間テレビ』と共に、「フジテレビの一大イベント番組」として放送されている。
番組最高平均視聴率は、2007年12月25日放送の17.9%である。
全出場者は基本的に毎回、とに平等に分けられて、それぞれどちらかの組でものまねを披露するが、稀に同じ放送回にとのどちらの組でも同じ出場者がそれぞれ異なるものまねを披露する場合がある。
2005年からは兄弟番組である『お笑い芸人歌がうまい王座決定戦スペシャル』が、当番組同様、不定期放送されている。因みに、同番組で司会を務めるくりぃむしちゅーは、過去に当番組でも出場者としてものまねを披露していた。
現在では放送日が火曜21時の連続ドラマ(現在は関西テレビ制作バラエティ枠)の前週になったり、2006年の年末年始分の放送では12月最終週に「全日本フィギュア」の中継が放送されることになったために「カスペ!江原啓之SP」と『役者魂!』の最終回が入ったことで1月9日の放送となり、清水時代で初めて3ヶ日明けの放送になったが、2007年 - 2008年の年末年始分は12月25日(火曜日)18:30 - 22:48(中断『FNNレインボー発』)で放送された。
2007年12月25日の放送では、放送日がクリスマスという事もあり、山下達郎の「クリスマス・イブ」やWham!の「LAST CHRISTMAS」などのクリスマスソングが中心にものまねが披露された。
2008年 - 2009年の年末年始分は12月30日にTBS系列『第50回日本レコード大賞』の裏番組で18:30 - 22:54の4時間半での放送となる。『日本レコード大賞』は大抵の受賞者は歌手が多いことで恒例の「ご本人と一緒」はレコ大に出演しない歌手や芸人が登場することと、本番組で通常審査委員長を務める堺正章がそちらの司会であるため、審査委員長は片岡鶴太郎が代理で務める。
番組本編からCMへ移る時のBGMは番組開始時から2013年2月1日まではオーティス・レディングの「"I Can't Turn You Loose」が使用され、2013年4月12日から2013年10月29日まではレディー・ガガの「BORN THIS WAY」が使用され、2014年4月13日からは再びオーティス・レディングの「"I Can't Turn You Loose」が使用されている。採点中のBGMには、忍者「お祭り忍者」のラスト部分が転用されている。採点結果で勝敗が決まった時のBGMはNHKのアニメ『カードキャプターさくら』の第一期であったミニコーナー「ケロちゃんにおまかせ」のタイトルBGMを転用している。
2009年1月21日に旧番組である『オールスター爆笑ものまね紅白歌合戦!!』のDVD BOXが発売された(ポニーキャニオン 本編:540分、3枚組)。
2010年2月からは、かつて年末などに放送されていた『爆笑!そっくりものまね名人大賞』を踏襲した『顔も声もご本人と一緒! 爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』が放送されていたが、2012年2月の放送を最後に放送されていない。
放送当日、画面右上に#と4桁の電話番号が随時表示され、携帯電話からものまねができる素人の募集を受け付けている。ただし、放送当日にプロ野球中継に差し替られえた系列局と系列外の局では時差ネットの際、各局別で「募集は終了いたしました」という旨のテロップが表示されている(番号をかけても通じないか、他の別番組につながる場合があるため)。
2010年10月3日には、当番組では史上初の日曜日での放送となった(総集編も含めると、2010年8月22日放送分)。
2011年1月7日には、当番組では史上初の金曜日での放送となった(総集編も含めると、2009年11月13日放送分)。
2011年12月31日には、本家紅白の『第62回NHK紅白歌合戦』の裏にぶつける形で『大晦日はマル・マル・モリ・モリ! 爆笑そっくりものまね紅白歌合戦 祭りだ祭りだスペシャル』と題して18:00 - 23:45の放送時間過去最長である5時間45分の放送がされた。今田、東野はこの制作発表の場で、「(大晦日)はこの番組が1番やってはいけない日」(理由は「本人が裏(本家紅白)にいるから」)と語っていた。フジテレビのものまね番組が大晦日に放送されるのは史上初の試みとなる〔クロスネットでは、曜日の関係上テレビ宮崎のみ同時ネットするが、テレビ大分は同時間枠に『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!大晦日スペシャル』「絶対に笑ってはいけない空港24時」を放送するため、放送枠の関係上、分割で放送されたかは不明。〕。また、の応援団として『ちびまる子ちゃん』からは原作生誕25周年を記念してさくら家丸尾末男、花輪和彦、野口笑子、穂波たまえと、の応援団として『ONE PIECE』からは新世界突入と原作累計発行部数2億部突破を記念して麦わらの一味もゲスト出演して、応援合戦を実施した。さらに、の日本のまいける井上とのアメリカ合衆国Damian Brantleyマイケル・ジャクソンエキシビジョンマッチや、ものまね四天王ビジーフォーが11年ぶりに復活するといった通常の放送では滅多に見られない様々なスペシャルコーナーも行われた。更に、当番組では史上初の土曜日での放送となった。また、この回は、その約2ヶ月後の2012年3月10日に関東地区限定ではあるが、2012年3月24日放送分の番組宣伝も兼ねて、ものまね番組にしては珍しく土曜の正午の『土曜α』〔当時は、通常は12:00 - 13:00だったが、この日は12:00 - 14:55で放送、『土曜スペシャル』は休止された。〕に3時間に再編集されたものが再放送がされていた。ちなみに、同年1月1日には兄弟番組『新春オールスター歌がうまい王座決定戦スペシャル』が放送された。
2012年7月6日には、当番組の司会者・審査員・出場者とスタッフの大半が参加する『ものまね王座決定戦』を、2000年9月以来の約12年ぶりに復活して放送された。この後、毎年年末は「ものまね紅白」に代わって、個人戦の「ものまね王座」が放送されるようになる。
2012年9月26日より、中野美奈子に替わり三田友梨佳がとして出演することになった。これによりの高島彩、の三田の共演により『歴代○○パン』が共演することになった。〔白組司会・高島は第2代『アヤパン』を紅組司会・三田は第7代『ミタパンブー』を担当。〕
2012年度の年末年始編成は、2012年12月28日に『ものまね王座決定戦』が放送されたため、2013年2月1日に当番組が放送された。更に2013年10月放送回からは素人ものまね企画が後述の『ものまねスター誕生!』〔カスペ!ものまねスター誕生!超ものまね大好きさん全国から大集合スペシャル! 〕へ移行したため2時間番組に短縮された。これ以後、「ものまね紅白」として2時間枠で放送する場合は、『カスペ!』枠で放送されることになった。なお、3時間以上を超える場合は、これまでに同じく『金曜プレステージ』→『赤と黒のゲキジョー』→『金曜プレミアム』か、『土曜プレミアム』の通常枠(21・22時台)を19時台、番組によって20時台から広げて放送するか、期首・期末(3-4月、9-10月、12-1月)にかかる場合、他の曜日のゴールデン枠に移すことがある。なお、長年、当番組を放送してきた枠の『カスペ!』は2015年3月31日を以て廃枠になったため、2015年度以降は、『金曜プレミアム』、『土曜プレミアム』、『日曜ファミリア』〔2015年10月4日新設。〕のいずれかの枠での放送となる。
2013年10月29日には、『ドリームチーム対抗! 最強!!ものまね紅白! 史上初の頂上決戦スペシャル』と題して、従来のとに分かれる対決ではなく、8つのチームに分かれて対抗戦で競った。8つのチームは、「」「」「」「」「」「」「」「」。基本的にどれかの1つのチームの一員として出場しているが、ミラクルひかる布施辰徳カール北川などの同じ出場者が2〜4つの複数のチームの一員として出場している場合もある。尚、この回で約35年間、『ものまね王座決定戦』から当番組までフジテレビのものまね番組へレギュラー出演してきた清水アキラが、フジテレビのものまね番組(『ものまね王座決定戦』『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』)を卒業した。『ものまね王座決定戦』は、2013年12月28日放送分で卒業した。
2014年4月13日には、『ものまね紅白歌合戦! 最強!春の新ネタ祭り』と題して、1年ぶりに通常通りの紅白戦が行われたが、この回は『NHK紅白歌合戦』と同様、男性が、女性がに分かれて対決された。
2014年11月4日には、タイトルは番組名のまま『爆笑そっくりものまね紅白歌合戦スペシャル』だったが、この回は、従来のとに分かれる対決ではなく、5つの部門に分かれて、ものまねが披露された。しかも、最後に最も素晴らしかったものまねを披露したMVPが発表されるだけで、対決は行われなかった。更に、早見優浅香唯南野陽子太川陽介DA PUMPと多数のご本人が登場した。ご本人登場は2013年4月12日放送回以来の約1年半ぶりである。また、この放送回から春・秋の改編期よりも約1ヶ月遅れた時期に放送されている(2015年5月8日放送分・2015年10月23日放送分も同様)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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