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片上駅[かたかみえき]
片上駅(かたかみえき)は、かつて岡山県備前市西片上にあった同和鉱業片上鉄道の駅。同鉄道の廃線とともに廃駅となった。 == 概要 == 同和鉱業片上鉄道の起点として存在した駅。片上鉄道はもともと、柵原駅近くにある硫化鉄鉱山、柵原鉱山から産出される鉱石を、瀬戸内海に面した片上港へ輸送するために敷設された。そのため貨物駅の色合いが濃く、広い構内の駅には車庫や貨物ヤードが多く存在したものの、旅客ホームはその端に1本あるだけであった。 == 利用状況 == 利用客数はJR山陽本線と接続する和気駅に次いでいたが、その半分程度であったという。1977 - 1979年の時点での1日平均乗降客数は、和気駅が1174人(国鉄和気駅の1日平均乗客数も含む)であるのに対し片上駅は324人であった〔『私鉄全線全駅』(主婦と生活社 1980年)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「片上駅」の詳細全文を読む
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