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片岡啓子[かたおか けいこ]
片岡 啓子(かたおか けいこ、1950年 - )は、日本の声楽家、ソプラノ歌手。東邦音楽大学音楽学部教授、声楽主任。 == 経歴 == 静岡県三島市出身〔。静岡県立三島北高等学校から国立音楽大学に進み、卒業後は同大学オペラ研修室を修了した〔。1974年に日伊声楽コンコルソ入賞して以降、様々なコンテストに入賞する〔。 1976年、文化庁芸術家在外研究員としてイタリアミラノへ留学〔。1978年、日本で『コジ・ファン・トゥッテ』に出演し、オペラ・デビュー。同年、再びイタリアへ渡り、ミラノ・スカラ座歌手養成所に学び〔、後にこれを修了した〔。以降、イタリアを中心にオペラへの出演歴を重ね、日本では二期会や藤原歌劇団の公演に参加した〔〔。二期会では、1980年の『トロヴァトーレ』で高く評価され〔、藤原歌劇団では、1989年の『ドン・カルロ』のエリザベッタ〔 - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧〕、1990年の『トスカ』のトスカ〔 - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧〕などを演じた。市民オペラにも客演し、2005年には藤沢市民オペラの『トゥーランドット』のトゥーランドットを演じている〔 - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧〕。 ヴェルディ作品のドラマティック・ソプラノ(ソプラノ・ドラマティコ)として定評があり、1994年にサントリーホールで大野和士指揮の東京フィルハーモニー交響楽団と共演したヴェルディ作品のリサイタルは好評を博した〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「片岡啓子」の詳細全文を読む
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