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牛の峠[うしのとうげ]
牛の峠(うしのとうげ)は、宮崎県日南市酒谷甲と三股町樺山の境界にある峠、および峠の南西に隣接する山である。鰐塚山地の南西部にあり、山頂は日南市域より200-300m離れた都城市と三股町の境界に聳える。峠の境界には塚石と呼ばれる標柱が置かれている。山頂の北東部(旧道の峠)には、かつて境界論争の舞台となった「牛之峠論所」がある。 ==歴史== 江戸時代以前の峠道は現在の経路から南西へ数百メートル離れており、峠も山頂近くにあった。この旧道は伊東氏が通ったことから殿様道とも呼ばれた。後に馬車が通ることのできる新しい峠道が開かれ、昭和初期に鼻切峠を越える新道(国道222号)が開通するまで都城盆地と南那珂地域とを結ぶ重要な生活道路であった。山女(やまおなご)と呼ばれる長い髪の妖怪が出没したという言い伝えがある〔『九州の峠』〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「牛の峠」の詳細全文を読む
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