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牧宗親[まき むねちか] 牧 宗親(まき むねちか、生没年未詳)は、平安時代末期の駿河国大岡牧(沼津市)の豪族。大舎人允。北条時政の後妻である牧の方の父もしくは兄。通称は三郎。子に大岡時親。 平家一門である平頼盛に長年仕えており、頼盛の所領で北条氏の本拠に近い駿河国大岡牧を領有していた。『愚管抄』によると、牧氏は「武者にもあらず」と記されており、下級ながらも貴族の出身であった。頼盛の叔父とする説がある〔『尊卑分脈』に見える頼盛の母宗子の弟・藤原宗親と同一人物とする。杉橋隆夫1994〕。 北条政子の命で源頼朝の愛妾・亀の前が匿われていた伏見広綱邸を破壊したことから頼朝の怒りを買い、髻を切られる恥辱を受けた。この事件で頼朝の岳父であり、宗親の婿でもある時政が頼朝への抗議として一族を率いて伊豆国へ引き上げる騒動になっている。 子の時親は牧氏事件で出家している。 == 脚注 == 〔
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「牧宗親」の詳細全文を読む
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