翻訳と辞書
Words near each other
・ 物ぐさ太郎
・ 物ごい行動
・ 物ともせず
・ 物なら
・ 物にする
・ 物に成る
・ 物のパブリシティー権
・ 物のパブリシティ権
・ 物の分かった
・ 物の哀れ
物の怪
・ 物の数に入らない
・ 物の気
・ 物まね
・ 物まねタレント
・ 物もらい
・ 物パブ
・ 物上代位
・ 物上代位性
・ 物上保証人


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

物の怪 : ウィキペディア日本語版
物の怪[もののけ]

物の怪(もののけ)は、日本古典民間信仰において、人間憑いて苦しめたり、病気にさせたり、死に至らせたりするといわれる怨霊死霊生霊などのこと。妖怪変化(へんげ)などを指すこともある。
== 概要 ==

物の怪の話は平安時代の文献に多く見られる。有名なものとしては『源氏物語』の第9帖「」で、葵の上に取り憑いた六条御息所の生霊が挙げられる〔。そのほか、『大鏡』『増鏡』などにも物の怪の記述が見られる〔。
医学知識の未発達だった当時は、物の怪による人間の病気に対し、僧侶修験者が加持祈祷を行い、物の怪を「よりまし」と呼ばれる別の者(主に女中、小童など)に一時的に乗り移らせることで、物の怪を調伏して病気を平癒されるといったことが行われていた。この様子は『枕草子』や『紫式部日記』などに詳しく述べられている〔〔。また『続日本後紀』によれば、皇居内の物の怪に対し、60人もの僧侶が経を唱えたとある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「物の怪」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.