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物体(ぶったい)とは、ものとして認知しうる対象物である。すなわち、実物または実体として宇宙空間において存在するものが物体である。物理学および哲学の主要な研究対象の一つである。 物体と物質は次のように区別される。 * 物体 - その物の大きさ・形など、外見に着目した時に言う。 * 物質 - その物の構造・構成元素など、性質に着目した時に言う。 == 概要 == 物理学において、物体とは一体にまとまった質量の集合である。例えば、野球のボールは物体と見なせるが、このボールも多数の粒子(物質の要素)から構成されている。次元としては、主に一次元の時間軸を伴う三次元の物体を扱うことが多い。 哲学、特に形而上学の分野の存在について考察する存在論において、物体とは特定の時間内に空間の特定の軌道に存在する対象である。それに対して、どんな特定の時間や場所にも存在しない数学的対象のような抽象的対象がある。 一般的概念では、物体は物理世界においてエクステンションを持つ(空間を占有する)が、これに挑戦する量子力学および宇宙論などの理論もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「物体」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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