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物価[ぶっか] 物価(ぶっか、)とは、「ある家庭が1年間生活していく上で必要な、さまざまな財・サービスの値段を合計したもの」のこと〔飯田泰之 『歴史が教えるマネーの理論』 ダイヤモンド社、2007年。〕。物価は、景気が上向くと商品・サービスの需要が高まり上昇し、経済が低迷すると低下することから「経済の体温計」と呼ばれている〔第一勧銀総合研究所編 『基本用語からはじめる日本経済』 日本経済新聞社〈日経ビジネス人文庫〉、2001年、96頁。〕。 ==資産価格と物価==
物価の安定は、経済が安定的かつ持続的成長を遂げていく上で不可欠な基盤であり、中央銀行はこれを通じて「国民経済の健全な発展」に資するという役割を担う。中央銀行の金融政策の最も重要な目的は、「物価の安定」を図ることにあるとする〔「教えて!にちぎん」〕。資産価格の金融政策運営上の位置付けを考えた場合、資産価格の安定そのものは金融政策の最終目標とはなり得ないというのが、各国当局、学界のほぼ一致した見方である〔「資産価格と金融政策運営」植村・鈴木・近田(日本銀行ワーキングペーパー1997-7)〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「物価」の詳細全文を読む
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