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東京物理学校[とうきょうぶつりがっこう]
東京物理学校(とうきょうぶつりがっこう)は、1881年に東京府に設立された、私立の物理学校(旧制専門学校)である。略称は「物理学校」。 ==概要== 現在の東京理科大学の前身である。1881年(明治14年)9月、寺尾寿ら東京大学理学部物理学科の初期の卒業生などにより私塾の「東京物理学講習所」として設立され、のち東京物理学校に改称、1917年以降は旧制専門学校に昇格した。 私立では唯一の理科専門学校であり、1940年時点では数学部・理化学部・応用理化学部よりなる「本科」と「高等師範科」「特科」「別科」の4科より構成され、夜学を中心とする学校であった。 「入りやすく出にくい」、すなわち入学は容易(無試験)であるが卒業・進級は厳しいという評判があり、卒業生には教職に就く者が多く特に数学・理科教員として中等教育界に重要な位置を占めた。夏目漱石の小説『坊つちやん』の主人公である数学教師も物理学校出身という設定になっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東京物理学校」の詳細全文を読む
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