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気分障害[きぶんしょうがい]
気分障害(きぶんしょうがい、)は、気分に関する障害を持つ精神疾患の一群である。世界保健機関の『疾病及び関連保健問題の国際統計分類』第10版(ICD-10)においては、カッコして感情障害と記述される。 ある程度の期間にわたって持続する気分(感情)の変調により、苦痛を感じたり、日常生活に著しい支障をきたしたりする状態のことをいう。うつ病と双極性障害など広範囲な精神的疾病がこの名称にあてはまる。 精神疾患の主要な分類法であるICD-10とDSM-IVの両者において用いられている語であり、この2者間で細かい分類の仕方は異なるものの含まれる概念はほぼ同一である。 == 分類 == 障害はすべて、甲状腺機能低下症のような身体疾患による気分障害や、物質誘発性気分障害ではないという診断基準を持つ。また重症度の診断基準を持つため、著しい苦痛あるいは生活機能の障害がある場合に、これらの障害であるという診断基準を満たす。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「気分障害」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mood disorder 」があります。
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