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物部匝瑳熊猪[もののべのそうさ の くまい] 物部匝瑳 熊猪(もののべのそうさ の くまい、生没年不詳)は、平安時代前期の下総国匝瑳地方の豪族。姓は連のち宿禰。子に匝瑳末守がいる〔太田亮『姓氏家系大辞典』角川書店、1963年〕。官位は外従五位下・勲六等・鎮守将軍。 6世紀に坂東を征した物部小事の子孫とされる〔『続日本後紀』承和2年3月16日条には「昔、物部小事大連、節ヲ天朝ニ錫シ、出デテ坂東ヲ征ス。凱歌帰報。此ノ功勳ニ籍リテ下總國ニ始メテ匝瑳郡ヲ建テ、仍テ以テ氏トナスコトヲ得シム。是レ即チ熊猪等ノ祖也。」と記述する。〕。弘仁2年(811年)の蝦夷征討時の陸奥鎮守副将軍で、征討後鎮守将軍に昇格した物部足継〔『日本後紀』弘仁3年2月10日条〕と同族とされる。 承和元年(834年)外従五位下に叙位され鎮守将軍に任ぜられる〔『続日本後紀』承和元年5月19日条〕。承和2年(835年)、連姓から宿禰姓に改め、本貫の地を左京二条に移した〔『続日本後紀』承和2年3月16日条〕。 == 脚注 ==
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