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物部小事[もののべ の おごと] 物部 小事(もののべ の おごと、生没年不詳)は、6世紀前期(仁賢 - 安閑期)の豪族。物部氏十二世(饒速日命十二世の孫)。父は物部布都久留(ふつくる)。兄に物部木蓮子(いたび)、子に大国などがいる。 坂東を征し、その功勳により下総国に匝瑳郡(現在の千葉県匝瑳郡)が建郡された。物部信太氏(物部信太連)・物部匝瑳氏(物部匝瑳連・物部匝瑳宿禰・匝瑳宿禰)などの祖とされる〔『続日本後紀』承和2年3月16日条、物部匝瑳熊猪の改姓記事中に、「昔、物部小事大連、節ヲ天朝ニ錫シ、出デテ坂東ヲ征ス。凱歌帰報。此ノ功勳ニ籍リテ下總國ニ始メテ匝瑳郡ヲ建テ、仍テ以テ氏トナスコトヲ得シム。是レ即チ熊猪等ノ祖也。」とある。〕。物部匝瑳氏は鎮守府の高官を輩出し、足継・熊猪・末守が鎮守将軍に任ぜられている。 == 脚注 ==
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「物部小事」の詳細全文を読む
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