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物部広泉 : ウィキペディア日本語版
物部広泉[もののべ の ひろいずみ]
物部 広泉(もののべ の ひろいずみ、延暦4年(785年) - 貞観2年10月3日860年10月20日))は、平安時代前期の貴族医官は首のち朝臣。官位正五位下内薬正
== 経歴 ==
伊予国風早郡(現在の愛媛県北条市)の出身でのち平安京左京に住んだ。若い頃から医術を学び多くの医書に通じた〔。
天長4年(827年医博士典薬允に任ぜられ、のち淳和天皇侍医に遷任し伊予掾讃岐掾を兼ねた。天長6年(829年従五位下に叙せられる。
承和12年(845年内薬正を兼任し、承和14年(847年内位の従五位下に昇叙される。伊予権掾を経て、斉衡元年(854年)従五位上に叙せられ、また同年姓から朝臣姓へ改姓する。のち肥前介三河権介・三河権守を歴任し、貞観元年(859年正五位下となるが、翌貞観2年(860年)10月3日卒去享年76。最終官位は正五位下行内薬正兼侍医三河権守。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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