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物部石上贄子 : ウィキペディア日本語版
物部氏[もののべうじ]

物部氏(もののべうじ)は、「物部」をの名とする氏族(かばね)は始め物部、後に物部朝臣
大和国山辺郡河内国渋川郡あたりを本拠地とした有力な豪族で、神武天皇よりも前に大和入りをした饒速日命が祖先と伝わる神別氏族。穂積氏采女氏とは同族の関係にある。饒速日命は登美夜須毘売を妻とし物部氏の初代の宇摩志麻遅命(可美真手命)をもうけた。

== 特徴と歴史 ==
元々は兵器の製造・管理を主に管掌していたが、しだいに大伴氏と並ぶ有力軍事氏族へと成長していった。5世紀代の皇位継承争いにおいて軍事的な活躍を見せ、雄略朝には最高執政官を輩出するようになった。物部氏は解部を配下とし、刑罰、警察、軍事、呪術氏姓などの職務を担当し、一説には盟神探湯の執行者ともなったとされる〔前之園亮一「宋書南斉書・名代・猪膏から見た氏姓成立と盟神探湯 ]」学習院史学 38, 23-41, 2000年3月,p39〕。
また、奈良県天理市街地周縁にある「石上・豊田古墳群」「杣之内古墳群」の被葬者は物部氏一族との関連が指摘されている。
物部氏は528年継体天皇22年に九州北部で起こった磐井の乱の鎮圧を命じられた。これを鎮圧した物部麁鹿火(あらかい)は宣化天皇の元年の7月に死去している。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「物部氏」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Mononobe clan 」があります。



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