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レターパックとは、日本郵便が提供するサービスの一つである。前身はエクスパック。 このサービスは簡単に言えば、「準速達で、郵便料金込みの専用封筒付き」のサービスである。レターパックプラスは速達簡易書留に取扱の厳密性を無くしたものに近い。レターパックライトは速達特定記録に速達性を少し落としたものに近い。 かつては、「レターパック500」「レターパック350」と称していたが、2012年5月下旬以降は現名称に変更された〔(報道発表資料) - 郵便事業(2012年5月16日付、同日閲覧)〕(現在も封筒には「LetterPack 510」「LetterPack 360」の文字がある。以下、名称は全て新名称で記述)。発売当時は旧名称の示す通り、料金それぞれ500円、350円だったが、2014年4月1日に消費税率が改定(5%→8%)されたことにともない10円ずつ値上げされた。なお、旧料金時代に購入したレターパックを使用するには、別途10円分の切手を貼る必要がある。 == 概要 == 郵便局やゆうゆう窓口など〔一部のコンビニエンスストア(ローソンやミニストップ)でも販売されている。〕で販売される専用封筒を購入し、切手を貼らずに郵便ポストや郵便窓口で差し出す。 日本国内限定のサービスであり、国外への発送はできない。料金は発着地域に関わらず一律だが、それぞれ封筒付きの料金で510円の「レターパックプラス」と360円の「レターパックライト」の2種類がある〔封筒はそれぞれ専用のものを使用するため、「レターパックライト」用の封筒で差額150円の支払い(または切手の貼付)をしても「レターパックプラス」として利用することはできない。〕。また、「郵便物扱い」となるため信書の送付も可能である〔エクスパックは荷物扱いのため、信書を送付できなかった。〕。 封筒サイズは340mm×248mmで、A4サイズの普通紙であれば100枚程度を入れることが可能である。なお、郵便ポストに投函できるとされているが、封筒サイズが比較的大型であるため、ポストによっては差し入れ口に入らないことがある〔1997年ごろから設置が始まった新型ポスト(郵便差出箱10号 - 14号など)については差し入れ口が幅広に作られているため問題なく入る。〕。 重量は最大4kg以内。ライトの方は加えて厚さが3cm以内に制限されている。 紛失や破損時の補償は一切なく、封筒には精密機器や貴重品を送付しないよう注意を喚起する文面が記載されている。最近では振り込め詐欺の一種でレターパックを利用して送金させる事案が発生している〔ご注意ください! レターパックを使った詐欺犯罪が増えています (プレスリリース) - 日本郵便株式会社(2014年7月3日)〕ことを受け、封筒の折り返し部分に「『レターパックで現金を送れ』は全て詐欺です。」と大書きされるようになった。 当サービスに特殊取扱を付けることはできない。従って書留や配達日指定などを付けることはできない。 封筒には、航空機による輸送が可能かどうか判別するため「品名」を記載する欄がある〔同様の記載欄があるゆうパックやエクスパックでは、品名の記載がない場合は航空便による輸送ができない旨の案内がある。※参考:ゆうパック・エクスパック500をご利用いただく前に、ご確認ください! - 郵便事業〕。 日曜・祝日も配達を行う〔祝日における郵便物等の集配業務 - 郵便事業〕が、配達先が会社や学校のように日曜・祝日が休業となっている場合は基本的に配達しない。 配達状況は、日本郵便のウェブサイトで固有の番号(お問い合わせ番号)を入力することにより照会が可能である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「レターパック」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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