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特定疾病(とくていしっぺい)とは、日本の各保険において他の疾病と異なる扱いをする対象として定められた疾病。何を特定疾病とするかは、保険領域によって異なる。 == 介護保険における特定疾病 == 2000年に導入された介護保険制度では、第2号被保険者は一定の疾患のために介護を要する状態になった場合に、介護保険の給付を受けることができる。その対象となる疾患が特定疾病と呼ばれる。2006年度からは、下記の16の疾病ないしは疾病群が特定疾病とされている。 *がん(がん末期) *関節リウマチ *筋萎縮性側索硬化症 *後縦靱帯骨化症 *骨折を伴う骨粗鬆症 *初老期における認知症 *進行性核上性麻痺、大脳皮質基底核変性症、パーキンソン病(パーキンソン病関連疾患) *脊髄小脳変性症 *脊柱管狭窄症 *早老症(ウェルナー症候群) *多系統萎縮症 *糖尿病性神経障害、糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症 *脳血管疾患 *閉塞性動脈硬化症 *慢性閉塞性肺疾患 *両側の膝関節または股関節に著しい変形を伴う変形性関節症 なお、介護を要する状態になった原因がこれら以外(たとえば、交通事故)の場合は、介護保険制度ではなく、障害者総合支援法などに基づく障害者福祉の対象となる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「特定疾病」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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