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特採[とくさい] 特採(とくさい、特別採用、英:concession〔JIS Q 9000: 2006: §3.6.11〕, waiver)とは、製造業において不合格(規格に合わない)と判定された物品を、再審のうえ使用可とすること。規格上不適合だからといって必ずしも使い物にならないとは限らないため、このような制度が存在する。規格に適合した物品には、すぐに「合格」の判定が出る。規格に合わない物品は一旦「不合格」と判定されるが、再審で採用となれば「特採」に判定が変更され、ロットの一部または全部が後工程で採用される。
== 種類 == 規格上不適合な物品にも、良品と不良品がある。実質的には良品にもかかわらず規格上不適合となる場合、規格が厳しすぎることが考えられるので、特採後、規格の見直しも検討される。また、規格上不適合かつ不良品であっても使用可とされることがあり、これは後工程が不良品であることを承知で受け入れを表明した場合である。品質を後工程で挽回するのにかかる費用やリスクが、前工程に返品する費用に比べて安い場合に、このような特採が行われる。後者の物品は「条件付き使用」とされ、後工程に使用上の条件が課されることもある(例:乾燥してから使え)〔。特採の判定は一般に「そのまま使用」「条件付き使用」「不採用(廃却)」の3つである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「特採」の詳細全文を読む
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