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シギント(SIGINT、)とは、通信、電磁波、信号等の、主として傍受を利用した諜報活動のこと。〔「信号情報とも呼ばれる」という記述が以前はここにあったが、出典と思われる立花書房『インテリジェンスの基礎理論』にある当該の表現は「信号情報に基づくインテリジェンス(シギント:SIGINT)」であり、「信号情報に」が「SIG」、「基づくインテリジェンス」が「INT」に対応しているので、「SIGINT」を「信号情報とも呼ばれる」とするのは誤りであろう。〕 軍事分野における電子戦支援(ES)も技術的には同様のハードウェアを使用するが、その運用として作戦指揮官の意思決定に直ちに反映する目的で行われているという点で異なる。 「傍受」とは、送信側に、それを受信する正規の対象として想定されていないような者による電波等の受信のことである。有線である電信や電話の電線から非正規な手法で分岐(タップ)させるような「盗聴」と、無線の(パブリックな場所であれば)自由に受信できるものという違いにもとづく表現の使い分けがある。 通信ではなく放送(スクランブルなどの掛けられていないもの)などのような公然の公開情報の利用は、オシントとして別分野とされる。 ==シギントの分類== * 通信情報(COMINT、Communication intelligence) * 傍受、盗聴、暗号解読 * 無線通信の類は、暗号の解読だけでなく量や頻度といった解析(通信解析)も大きな手がかりになるが〔そうして得られる情報のほうが多いともされる。〕、そういったものはOSINTの手法となる。 * 電子情報(ELINT、Electronic intelligence) * 非通信用(レーダー等)の電磁放射からの情報収集(RADINT) * 外国信号計測情報(FISINT、Foreign instrumentation signals intelligence) * テレメトリー、ビーコン信号等からの情報収集 * 音響情報(ACINT、Acoustic intelligence) * SOSUSなどからの水中音響情報などによる潜水艦、艦船および水中武器の音響情報収集 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「シギント」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Signals intelligence 」があります。 スポンサード リンク
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