翻訳と辞書
Words near each other
・ 特異動的作用
・ 特異反応
・ 特異多様体
・ 特異寄生
・ 特異度
・ 特異性
・ 特異性(度)、無病正診率
・ 特異性炎
・ 特異性炎症
・ 特異抗体
特異日
・ 特異星
・ 特異根基
・ 特異測度
・ 特異点
・ 特異点 (数学)
・ 特異点ユニヴェルシティ
・ 特異点大学
・ 特異点定理
・ 特異理論


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

特異日 : ウィキペディア日本語版
特異日[とくいび]

特異日(とくいび)とは、その前後の日と比べて偶然とは思われない程の高い確率で、特定の気象状態(天気、気温、日照時間など)が現れる日のこと〔和達清夫監修 『新版 気象の事典』 東京堂出版、1974年、404頁〕〔浅井冨雄内田英治河村武監修 『【増補】平凡社版 気象の事典』 平凡社、1999年、391-392頁 ISBN 4-582-11507-1〕。特異日は世界的に認められた概念であり、英語では「シンギュラリティ」()と呼ばれる。
転じて気候以外にも、何らかの政治的事件が集中して起こる日を指すこともある。
==概説==
特異日に関する研究は1920年代ドイツの気象学者によって行われた〔。シュマウスは特異日を「ジンギュラリテート」と呼んだ。
気温の特異性に関しては、実際のデータを用いて多変量解析を行うことにより、特異性があるか否か(ある特定の日が特異日であるといえるか否か)を統計的に検定することができる〔鈴木栄一著 『気象統計学』 地人書館、1975年(五版)、111-113頁〕。
厄日とは異なることに注意しなければならない。厄日はの上から言われるもので、特に農業上の注意を喚起するもの、例えば二百十日などがよく知られるが、特異日とは無関係である。実際、過去の統計を見ると8月末と9月中旬の台風襲来の山にはさまれ、二百十日頃の台風襲来は非常に少ない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「特異日」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.