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特色 (印刷)[とくしょく]
特色(とくしょく)は、印刷においてプロセスカラーでは再現できない色を表現するために、あらかじめ調合(調色)されたインクのこと。スポットカラーや特練色ともいう。語源は「特別な色」や「特殊な色」「特別に調合した色」と考えられる。調色することを「練る」と言う業者もあり、「特練色」は「特別に練った色」である。蛍光色や金・銀、メタリックレッドといったメタリックカラー、パステル調の色、白などのほか、蛍光色ほどではないが非常に鮮かな色などがある。また、特色インクは価格面で高くつく。 == 用途 == 主な用途は、雑誌の表紙やポスター、フライヤー、商品パッケージなどで、蛍光色のような派手な色を使うことで目を惹きつけたい場合や豪華さを演出したい場合、印刷費用の兼ね合いから少ない色数で印刷するが、グレースケールでは物足りないときの2色印刷用、単色でも用紙の色に合わせたい場合(淡い青の用紙に濃い青で印刷するなど。漫画雑誌に多く見られる)、すでに色がついている印刷対象や透明な印刷対象に白を使いたい場合など、さまざまである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「特色 (印刷)」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Spot color 」があります。
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