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特許庁総合庁舎(とっきょちょうそうごうちょうしゃ)は、東京都千代田区霞が関にある日本の中央省庁の庁舎。特許庁及び独立行政法人工業所有権情報・研修館が入居する。 == 概要 == 1989年(平成元年)3月に竣工。同所にあった1934年(昭和9年)竣工の旧庁舎(所在地の旧地名に因んで、三年町庁舎と呼ばれた)を建て替えたものである。官公庁としては初めての、また、竣工当時としては民間を含めても最大規模のインテリジェント・ビルであった〔官庁営繕:特許庁総合庁舎 国土交通省〕 。 庁舎の中央には光庭が設けられ、基準階では光庭を挟んで南北に各2,400m²の執務室が設けられている〔「NIKKEN×OFFICE」展 特許庁庁舎 日建設計〕。官公庁としては珍しく、外壁は花崗岩貼りとされている〔。 地球温暖化対策として、30kWの太陽光発電設備、複層ガラス、ビルエネルギー管理システム(BEMS)、雨水を再利用する中水道を採用している〔 国土交通省大臣官房官庁営繕部、2009年6月1日〕。また、近隣の霞が関ビル、東京倶楽部ビル、新霞が関ビル、商工会館・弁理士会館ビルとともに、地域熱供給を行っており、蒸気及び冷水の供給を受けて、冷暖房、給湯、加湿を行っている〔霞が関三丁目 | 一般社団法人日本熱供給事業協会 〕。 設備や機器等が老朽化しているため大規模な改修を計画しており〔「特許庁庁舎改修に伴う仮移転先(事務室等)」の公募について 経済産業省 特許庁、2014年12月1日〕、2016年竣工の六本木三丁目東地区プロジェクトに仮移転する予定である〔【移転】住友不動産の新築に特許庁、6300坪を利用 日経不動産マーケット情報、2015年3月2日〕〔エコノミストリポート:業績改善で企業が移転 2015年3月17日号 週刊エコノミスト〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「特許庁総合庁舎」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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