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犬殺し[いぬごろし] 犬殺し(いぬごろし)は、かつて警察署の指揮の下に、狂犬病予防のために、野犬を捕獲、殺処分した業者である。 == 概要 == 東京では浅草区新谷町にイヌ殺しの頭がいて、手下を有し、東京市内を7組でイヌを狩り歩いた。1組は2人、他に小頭が1人。許可番号の入った首輪を失った飼いイヌが連れて行かれる時の飼主からの抗議などには、小頭が交渉した。撲殺されたイヌの皮は製皮所に送られ、肉は花屋敷などの動物の餌に売られた。明治35年の「風俗画報」によれば、撲殺犬の肉を佃煮にし、また焼き鳥の看板を掲げて販売されたことがある。 また東京朝日新聞明治41年3月23日朝刊6面には、撲殺した犬の膽(きも)を肺病に効く人間の肝と称して売りさばいていた名古屋の老人の記事が見えているが、「犬殺し及び膽取を専業」とする者であると書かれている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「犬殺し」の詳細全文を読む
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