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犬糸状虫[いぬしじょうちゅう]
犬糸状虫(いぬしじょうちゅう、学名:)はフィラリアの一種で、蚊の吸血によって媒介されイヌを終宿主とする寄生性線虫。イヌのみならず、ネコ、イタチ、アシカ、また稀にはヒトにも感染し、犬糸状虫症を引き起こす。 ==形態==
成虫は乳白色で非常に細長い。雌のほうが大きく、体長25~30 cm、体幅1.5 mmほど。雄は体長12~20 cm、体幅1 mmほどである。虫体前端はドーム状で、体表には4対の頭部乳頭、1対の頚部乳頭がある。口は小さく口唇や口腔はない。雄の尾部は螺旋状に巻き、肛門前後の腹側表面に9~10対の乳頭がある。交接刺は左右不同。雌が産出するミクロフィラリア(第1期幼虫)は体長300 µm前後、体幅は5~7 µm、終宿主へ感染する第3期幼虫は体長1 mmほどである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「犬糸状虫」の詳細全文を読む
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