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犯人のいない殺人の夜[はんにんのいないさつじんのよる]
『犯人のいない殺人の夜』(はんにんのいないさつじんのよる)は、光文社から刊行された東野圭吾の短編推理小説。 == 概要 == 1985年のデビュー期から1988年の間に『小説現代』『小説宝石』等で掲載された東野圭吾初期の7作品が収録された短編集。1990年7月に単行本として刊行され、1994年に文庫化。表題作「犯人のいない殺人の夜」は殺人のあった“夜”とその後の“今”の場面を交互に重ねて進んでいく構成となっている。 著者は本作について、この頃は短編の書き方を分かっておらず、今まで読まなかったアンソロジーを読んで話の持って行き方を参考に執筆したと語っている。また子供が主人公の作品が多いのはまだ大人の犯罪を書く自信が無かったかもしれないと語り、同時に未熟な作品だと評しながらも気に入っており、いろんなことを試しながら書いた思い出深い作品だと述べている〔『東野圭吾公式ガイド 読者1万人が選んだ 東野作品人気ランキング発表』72頁〕。 2012年、収録作の「犯人のいない殺人の夜」「さよならコーチ」「エンドレス・ナイト」「白い凶器」「小さな故意の物語」がフジテレビ系列のオムニバス形式の連続ドラマ『東野圭吾ミステリーズ』の各話毎の原作となった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「犯人のいない殺人の夜」の詳細全文を読む
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