|
状態遷移表(じょうたいせんいひょう、''State Transition Table'')は、有限オートマトンの遷移関数 T を記述した表である。この関数はオートマトンの状態から状態への遷移を制御するもので、マシンへの入力を引数とする。ある有限オートマトンの状態遷移図から状態遷移表を作成することが可能であり、その逆も可能である。 == 代表的な形式 == 状態遷移表は一般に二次元の表である。二種類の代表的な形式が存在する。 * 縦軸(または横軸)は現在の状態を示し、横軸(または縦軸)はイベントを示す。交差する箇所の各マスには、そのイベントが起きたときに次に遷移すべき状態を記述する(そして遷移に伴う動作があれば記述する)。 (S: 状態, E: イベント, A: 動作, -: 不正な遷移) * 縦軸(または横軸)は現在の状態を示し、横軸(または縦軸)は次の状態を示す。交差する箇所の各マスは、その遷移を発生させるイベントを記述する。グラフ理論における隣接行列を拡張したものと言える。 (S: 状態, E: イベント, A: 動作, -: ありえない遷移) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「状態遷移表」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|