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狗奴国[いぬやっここく] 狗奴国(一般的には「くなこく」と読む)は、中国の三国時代の歴史書三国志(西晋の陳寿の作)のうちの魏書の中の魏書東夷伝に記載されている邪馬台国と対立していた倭人の国。 == 概説 == 3世紀の倭国で邪馬台国の尽きるところである奴国の南に位置する。その名称からも、元は奴国の分国ではないかという説〔水野祐『日本古代国家―倭奴国・女王国・狗奴国』(紀伊国屋新書、1966年)〕があるが、単に「クの国」(「奴」は「の」という意味に過ぎない)という説もある。 男王卑弥弓呼(一般的には「ひみここ」と読むが「ひこみこ」(彦御子)とする説がある)がおり、官を狗古智卑狗(一般的には「くこちひこ」と読むが「きくちひこ」(菊池彦)「かわちひこ」(河内彦)とする説がある)と言った。邪馬台国の女王卑弥呼と卑弥弓呼は「素より和せず」戦闘状態にあったが、この戦いの最中に卑弥呼が死去したという。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「狗奴国」の詳細全文を読む
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