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独島義勇守備隊[どくとうぎゆうしゅびたい] 独島義勇守備隊(どくとうぎゆうしゅびたい、朝鮮語:)は、大韓民国が領有権を主張する竹島を守備するため結成された民間義勇隊。竹島を独島と呼ぶ韓国では、この守備隊は英雄視されている。1953年から1956年まで活動し、竹島近海の日本船舶の拿捕や日本の海上保安庁巡視船に機関銃弾を撃ち込み〔常習的に侵犯する日本人を決死阻止した独島義勇守備隊 中央日報 2012年8月19日〕、一方的に武力を行使した。 == 背景 == 大韓民国の初代大統領李承晩は、江戸時代の「竹島一件」、明治初期の太政官指令にある「竹島外一島」、第二次世界大戦後に竹島が連合国最高司令官総司令部訓令第677号(SCAPIN-677)および連合国最高司令官総司令部訓令第1033号(SCAPIN-1033/いわゆるマッカーサー・ライン)により日本の政治及び漁業の管轄からはずされたこと、などを根拠に日本に領有権がないと解釈、朝鮮戦争中の1952年1月18日、李承晩ラインを竹島を含む海域に設定して竹島(独島)領有を宣言した。 一方、日本は1905年1月28日に閣議決定により編入して竹島と命名し島根県 隠岐郡 五箇村に属させて、江戸時代以来の歴史的権原を近代的な国際法に沿った権原に置き換えている。サンフランシスコ講和条約においてもこの編入の正当性が認められ、日本が放棄する領域に竹島は含まれていない。李承晩ラインが宣言された10日後、日本は口上書によって韓国の竹島領有主張に抗議している。ここに竹島の帰属をめぐり日本と韓国の間で領土紛争が生じた。''(詳しくは竹島を参照)
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「独島義勇守備隊」の詳細全文を読む
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