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独立守備隊[どくりつしゅびたい]
独立守備隊(どくりつしゅびたい)は、南満州鉄道を守備する歩兵隊である == 概要 == 1905年(明治38年)のポーツマス条約の結果、日本はロシアの満州における権利を継承した。12月の北京協約によって、この権利を中国に承認させたが、この中に長春以南の鉄道、すなわち南満州鉄道 1km につき15名の鉄道守備兵を置く権利が含まれている。この権利に基づいて、南満州に独立守備隊が置かれたのである。鉄道の延長は1100kmであるから、守備兵は16500人となるが、しかし独立守備隊の兵数は満州事変の当時、約5000にすぎず、駐箚師団兵数が約5400であったから、鉄道守備兵は合計約10400人である。独立守備隊は司令官の下に、歩兵六大隊があり、公主嶺、奉天、大石橋、連山関、鉄嶺および鞍山に大隊本部、その他要地に分遣部隊を駐屯させた。 1909年(明治42年)5月4日、司令部は旅順関東都督府将校集会所で事務を開始〔『官報』第7766号、明治42年5月18日。〕。1914年(大正3年)5月9日、第4大隊が連山関に移転〔『官報』第540号、大正3年5月19日。〕。
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