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独立機関式冷房装置[どくりつきかんしきれいぼうそうち]
独立機関式冷房装置(どくりつきかんしきれいぼうそうち)とは、鉄道車両、バスなどで、走行用機関とは別の専用機関を動力源として利用する冷房装置の一種である。サブエンジン式冷房装置とも呼ばれる。 == 概要 == 機関直結式冷房装置は走行用エンジンを空調用コンプレッサーの動力源としているが、冷房装置を稼働させると動力性能が低下してしまう難点がある。このためコンプレッサーの動力源を別に設けることで、走行条件に左右されず安定した冷却能力を確保するために独立機関式冷房装置が開発された。動力源は乗用車やSUV、小型トラック、フォークリフト、産業機器などの小排気量ディーゼルエンジンを採用することが多く、例えば三菱ふそう・エアロキング(初期型:P-MU515TAおよびU-MU525TA)では三菱・ジープで採用されていた三菱・4DR5型(直列4気筒、2659cc)を冷房用エンジンとして搭載している〔ぽると出版「バスラマエクスプレス11 The King」8ページ参照。MU612系およびMU66JSは異なるエンジンを搭載。〕。安定した冷却能力の確保という観点では大型トラックの冷凍車・保冷車でも独立機関式を採用する事例が見られる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「独立機関式冷房装置」の詳細全文を読む
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