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狭間[さま, はざま]
狭間(さま)とは、おもに日本の城の天守や櫓の壁面、塀などに開けてある防御用の穴や窓のこと。銃眼、砲門とも。内側から外側に向かって円形・三角形・正角形・長方形などの穴が開けられており、戦闘の際はそこから弓矢や鉄砲などで攻撃した。 == 形状 == 利用する武器で分類した場合は、矢狭間・鉄砲狭間・大砲狭間などと呼ばれ、弓矢ならば縦長の長方形、鉄砲ならば円形・三角形・正方形というように、武器に適した形状に開けている。窓の形で分類した場合は、丸狭間・菱形狭間・将棋駒形狭間・亀甲形狭間・絵馬形狭間・鎬狭間・箱狭間などと呼ばれた。この他、岡山城、大坂城にある塀の下の石垣の天端石に切込みを入れてあけられた石狭間や、今治城にあった石火矢(大砲)狭間のように武器に合わせて窓を大きくしているものある。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「狭間」の詳細全文を読む
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