翻訳と辞書
Words near each other
・ 猪本健太郎
・ 猪本雅三
・ 猪武者
・ 猪津駅
・ 猪浦里沙
・ 猪瀬博
・ 猪瀬徹
・ 猪瀬直樹
・ 猪熊Q太郎
・ 猪熊しのぶ
猪熊事件
・ 猪熊克芳
・ 猪熊功
・ 猪熊夫婦の駐在日誌
・ 猪熊少将
・ 猪熊弦一郎
・ 猪熊弦一郎現代美術館
・ 猪熊教利
・ 猪熊正志
・ 猪熊泰則


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

猪熊事件 : ウィキペディア日本語版
猪熊事件[いのくまじけん]
猪熊事件(いのくまじけん)は、江戸時代初期の慶長14年(1609年)に起きた、複数の朝廷の高官が絡んだ醜聞事件。公家の乱脈ぶりが白日の下にさらされただけでなく、江戸幕府による宮廷制御の強化、後陽成天皇退位のきっかけともなった。
== 天下無双の美男 ==
京都公家であった左近衛少将猪熊教利は、天下無双とたたえられるほどの美男子で、『源氏物語』の光源氏平安時代在原業平にもたとえられた。また、当時流行したかぶき者の精神を汲んだ彼の髪型や帯の結び方は「猪熊様(いのくまよう)」と称され、京都の流行になるほどだったという。しかし、かねてから女癖が悪く、人妻や宮廷に仕える女官にも手を出し「公家衆乱行随一」と称されていた。
慶長12年(1607年)2月には、女官との密通が露顕し、激怒した後陽成天皇から勅勘(天皇からの勘当)を蒙る。猪熊は京都から追放処分とされ、いったん出奔したが、いつの間にか京へ戻ったという。その後も素行は修まらず、仲間の公卿を誘って女官と不義密通を重ねていた。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「猪熊事件」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.