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猫汎白血球減少症[ねこはんはっけっきゅうげんしょうしょう] 猫汎白血球減少症(ねこはんはっけっきゅうげんしょうしょう、英:en:feline panleukopenia|feline panleukopenia:FPL)とは猫汎白血球減少症ウイルス感染を原因とするネコ科動物の感染症。猫ジステンパー、猫伝染性腸炎とも表記される。猫汎白血球減少症ウイルスはパルボウイルス科に属するDNAウイルス「猫汎白血球減少症ウイルス(別名「猫パルボウイルス」)」。糞便を介しての感染および胎盤感染を引き起こす。妊娠動物の感染では流産や胎子の小脳形成不全を引き起こす。若齢動物は感受性が高い。症状は発熱、元気消失、脱水、嘔吐、下痢、血便などを示し、白血球の減少が認められる。病理学的所見として空腸や回腸の充出血、腸管リンパ節の腫大と出血が認められる。予防にはワクチンが使用される。治療にはインターフェロンの投与や、細菌の二次感染に対する抗生物質の投与を行う。 == 関連項目 ==
*コアウイルス病 *催奇形性ウイルス
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「猫汎白血球減少症」の詳細全文を読む
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