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橋本 紡(はしもと つむぐ、本名: 橋本雅哉(はしもと まさや)〔日本列島ふるさと新聞「三重のニュース」 〕1967年9月22日 - )は、日本の小説家。三重県伊勢市生まれ。血液型AB型。 == 来歴 == 三重県立伊勢高等学校卒〔伊勢市 編『伊勢市史 第5巻 現代編』伊勢市、平成24年3月31日、1019p.(923ページより)〕。上京して家を出るために東京の大学に入学したが、授業に関わることなく即座に中退。その後は友人の家に居候しながらフリーター生活をしていたが、暇つぶしに読書を続けるうちに作家を志し、1997年に第4回電撃ゲーム小説大賞にて『猫目狩り』で金賞を受賞後、同作品でデビューする。「最大のファンタジーとは日常である」と語る〔『小説すばる』3月号〕。大の猫好きで、作品中には猫が頻繁に登場する。 代表作でもある『半分の月がのぼる空』は、ドラマCD化された後、テレビアニメ化、実写ドラマ化もされた(テレビ東京)。その後再度ドラマCD化されている。2010年4月3日には実写映画が公開された。さらに2010年4月には、『完全版 半分の月がのぼる空』としてリメイク、アスキー・メディアワークス社より上下巻構成の単行本で刊行。 また、若者の活字離れが叫ばれている中、「本を読む、作ることの楽しさを伝えたい」といった本人の願いにより、日本全国各地の学校図書館の図書便りにボランティアとして『図書館が、ここに。』を連載している(学校側に原稿料などはかからない)。このプロジェクトには、全国各地の中学校・高等学校のうち、およそ200校が参加している〔朝日新聞(2007年07月27日付)〕。 さらに『流れ星が消えないうちに』は、2007年2月、ベネッセによる「高2進研プロシードテスト模試」に出題された。 『橋をめぐる』を発売した翌年(2009年)には、一部の私立中学及び高校入試へ出題が殺到、東京都立高校入試においては、同作品中の「永代橋」が出題された。 2008年よりコバルト・ノベル大賞、ロマン大賞の選考委員を、三浦しをん、古川日出男らと務める。 2009年、『もうすぐ』で第22回山本周五郎賞候補。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「橋本紡」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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