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献上図式(けんじょうずしき)とは、幕府などに献上された詰将棋の作品集のこと。図式とは詰将棋の意味。 ==概要== 献上図式は、初代家元制名人の初代大橋宗桂が将棋所に就任したのに応じて後陽成天皇作品集を献上したのが最初とされる。2代名人の二代大橋宗古がこれを踏襲し幕府に作品集を献上した。 この後代々の名人候補者が八段昇段の際に100番の詰将棋を作って献上するようになった。七世名人の三代伊藤宗看の頃に最盛期を迎え、八世名人九代大橋宗桂の代で途切れることとなった。献上を廃止した九世名人六代大橋宗英は、「詰将棋なら桑原君仲でもできる」と言ったとされ、これ以降、詰将棋そのものが衰退することとなった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「献上図式」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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