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三代猿之助四十八撰(さんだい えんのすけ しじゅうはっせん)は、三代目市川猿之助が平成22年(2010年)に撰した澤瀉屋・市川猿之助家のお家芸。 従前の「猿之助十八番」を新たに見直し、自らが深く関わった演目を 1) 通し狂言を復活させたもの、2) 古典歌舞伎を新しい演出で再構成したもの、3) 自身が得意とする舞踊劇、4) スーパー歌舞伎と新作歌舞伎、の4項目に分類し、それぞれに18種・10種・10種・10種を撰した。また各項目には「復活通し狂言」、「猿之助新演出」、「華果」(かか、三代目猿之助の俳名)、「スーパー歌舞伎」と、いずれも三代目猿之助の舞台とは不可分の表現となった文言で括られており、文字通り自身の舞台活動の集大成としてこれを前面に押し出したかたちの一覧ともなっている。 *復活通し狂言十八番 : 1. 『金門五山桐』 : 2. 『金幣猿島郡』 : 3. 『加賀見山再岩藤』 : 4. 『南総里見八犬伝』 : 5. 『小笠原諸礼忠孝』 : 6. 『雙生隅田川』 : 7. 『君臣船浪宇和島』 : 8. 『慙紅葉汗顔見勢』 : 9. 『二十四時忠臣蔵』 :10. 『獨道五十三驛』 :11. 『天竺徳兵衛新噺』 :12. 『當世流小栗判官』 :13. 『御贔屓繋馬』 :14. 『菊宴月白浪』 :15. 『重重人重小町櫻』 :16. 『四天王楓江戸粧』 :17. 『四谷怪談忠臣蔵』 :18. 『競伊勢物語』 *猿之助新演出十集 :19. 『太平記忠臣講釈』 :20. 『傾城反魂香』 :21. 『新舞台水昇鯉滝』 :22. 『奥州安達原』 :23. 『義経千本桜』 :24. 『黒手組曲輪達引』 :25. 『敵討天下茶屋聚』 :26. 『於染久松色読販』 :27. 『摂州合邦辻』 :28. 『国性爺合戦』 *華果十曲 :29. 『橋弁慶』 :30. 『奴道成寺』 :31. 『望月』 :32. 『景事杉酒屋』 :33. 『太閤三番叟』 :34. 『流星』 :35. 『鬼揃紅葉狩』 :36. 『大江山酒呑童子』 :37. 『日本振袖始』 :38. 『華果西遊記』 *新作・スーパー歌舞伎十番 :39. 『ヤマトタケル』 :40. 『リュウオー』 :41. 『オグリ』 :42. 『八犬伝』 :43. 『カグヤ』 :44. 『オオクニヌシ』 :45. 『新・三国志』 :46. 『新・三国志 II』 :47. 『新・三国志 III』 :48. 『新・水滸伝』 == 参考文献 == *「猿之助四十八撰」が制定されました (『歌舞伎美人 』ニュース、2010年3月18日) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「猿之助四十八撰」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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