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猿尾堤[さるおづつみ]
猿尾堤(さるおづつみ)は、江戸時代から明治時代に木曽三川、特に木曽川で多く築かれた堤防の一種で 洪水の際、水流をさえぎり水勢を弱め本堤防の決壊を防ぐ「出シ」と呼ばれる水制施設のことである。猿尾の堤(さるおのつつみ)、猿尾(さるお)ともいう。 == 特徴 ==
*河道とほぼ直角に、本堤から河川に向かって設けられた小高い堤防である。洪水の水流を受け止め、流れの勢いを落とし、堤防(本堤)を守る役割がある。堰の一種とも言える。長さは100mから300m程度。石で表面を覆っている場合が多い。 *多くの地域で見かけられる「横堤」と良く似ている。猿尾堤という名称は、特に愛知県、岐阜県の木曽川沿い、特に岐阜県に限定されているようである。 *猿尾堤の名の由来は、その形が猿の尻から伸びた尾に見えることからである。 *現在は治水の問題上殆どが失われているが、痕跡を残す箇所が多く存在する。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「猿尾堤」の詳細全文を読む
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