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猿まわし[さるまわし]
猿まわし、猿回し(さるまわし)とは、猿使いの口上や太鼓の音に合わせて猿が踊りや寸劇などを見せる大道芸の一種。猿飼、猿曳、猿舞、野猿まわしなどとも呼ばれている。 == 概要 ==
発掘された粘土板に書かれた楔形文字から4500年前のメソポタミア文明に猿回しが職業としてあったことがわかっている〔 〕。猿を使った芸は日本へは奈良時代に中国から伝わったとされている。昔から馬の守護神と考えられてきた猿を使った芸は、武家での厩舎の悪魔払いや厄病除けの祈祷の際に重宝され、初春の祝福芸を司るものとして、御所や高家への出入りも許されていた。それが室町時代以降から徐々に宗教性を失い、猿の芸だけが独立して、季節に関係なく大道芸として普及していった。 インドでは賤民が馬と共に猿を連れて芸を見せるという風習が有った〔〜「申」を食べる 〜 脳までも食べなさる千石正一 十二支動物を食べる 世界の生態文化誌ダイヤモンド・オンライン 猿曵はもともと厩の祈祷を業とした民間の陰陽師だったのである。日本に馬が渡来したときに、馬医の呪術として、猿を使う文化も伝わったのだ。その源流はインドにあり、ガンダーヴァの賤民は馬と共に猿を連れ歩き、芸を見せ歩いていたという。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「猿まわし」の詳細全文を読む
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