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獅子と薔薇[ししとばら]
『獅子と薔薇』は、HBO(日本ではスター・チャンネルが放送)のファンタジー・ドラマ・シリーズである『ゲーム・オブ・スローンズ』の第4章『戦乱の嵐-後篇-』の第2話である。原作者ジョージ・R・R・マーティンによって、原作『剣嵐の大地』に基づいて脚本が書かれ、アレックス・グレイヴスが監督した。 タイトルはラニスター家とタイレル家の紋章を示し、長く待ちのぞまれたジョフリー王とマージェリー・タイレルの婚儀を中心に描く。さらに、〈北部〉を奪回しようとするボルトン家、ブランの〈壁〉の北での旅を描く。 ==あらすじ==
===ドレッドフォート=== ラムジー・スノウは召使のリーク(シオン・グレイジョイ(アルフィー・アレン)の呼び名)と愛人ミランダに手伝わせて、若い女性を残酷に狩る。ラムジーの父親のルース・ボルトン(マイケル・マケルハットン)が、ウォルダー・フレイの孫で新婦のウォルダを連れてやって来て、リークに会いたいと言い、皮を剥ぎ拷問したことでラムジーを叱る。鉄諸島人がモウト(要塞)・ケイリンを占拠しているために、ボルトン軍はネック(地峡)を通って〈北部〉に戻ることができず、ルースの一行は密行しなくては本拠地に戻ることもできない。ルースは、リークを鉄諸島人に引き渡してモウト・ケイリンを手に入れようとする。ラムジーは、徹底的にリークの人格を破壊したことを見せるため、リークに自分の髭を剃らせる。髭を剃らせる間、ブランとリコンはまだ生きており、二人を見つけられなかったので代わりに農家の子供を焼き殺した(『義なき男』)ことをリークに認めさせる。ラムジーはまた、シオンにとって兄弟のような存在であったロブをルースが殺した(『キャスタミアの雨』)と意地悪く言う。リークは感情を顔に出しながらも、ラムジーを傷つけることなく髭剃りを終え、信頼に堪えることを示す。スターク家の血筋が生きていては〈北部総督〉としての地位が危うくなるため、ルースはブランとリコンを探して殺すためにロック(ノア・テイラー)をジョン・スノウのいる〈壁〉へと送り出す。そしてモウト・ケイリンを手に入れるため、ラムジーとリークを送り出す。褒美として、ラムジーを嫡出子としてボルトン姓にすることを考えると、ルースは言う。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「獅子と薔薇」の詳細全文を読む
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