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動物看護師(士)(どうぶつかんごし)とは、動物病院等で働く獣医療補助者を指す呼称である。VT (veterinary technician) 、VN (veterinary nurse)、 AHT (animal health technician:アハト) などともいう。 業務は、獣医師の指示の元の診療補助、カルテ作成、入院患畜の食事健康管理・しつけ・世話、血液や糞便の検体検査(細胞培養等)、調剤、清掃、受付、飼い主に対する説明・指導など多岐に渡る。 極めて重要な職務を担っており、専門的で高度な獣医学、動物科学等の知識を有していることが望まれる。動物病院以外に、ペットショップ、トリミングサロン、ペット保険会社、その他動物系施設・企業などを従事の場とすることもある。 == 養成機関 == 主に大学や専門学校等で2~4年程度の課程を修了し、様々な認定団体の試験を受けることになる。動物看護師に相当する資格の主な認定団体を下に示し、実際の認定資格の名称を括弧内に記した。 * 日本動物看護学会 (動物看護師) * 日本動物衛生看護師協会 (AHT、動物衛生看護師) * 日本動物病院福祉協会 (VT、動物看護師) * 日本小動物獣医師会 (動物看護師) * 全日本獣医師協同組合 (ANT、動物看護師) *JCSA(動物看護士) 平成13年に帝京科学大学にアニマルサイエンス学科が設置され、初めて大学における動物看護師の養成が開始された(日本動物看護学会の資格試験を受験可能)。平成16年にヤマザキ動物看護短期大学が開学、動物看護学科が設置された(日本動物衛生看護師協会の資格試験を受験可能)。同短期大学は、平成21年度をもって募集停止となり、平成22年4月、ヤマザキ学園大学 が開学した。同大学は日本初の動物看護学部を有する。平成17年には日本獣医生命科学大学にも獣医学部獣医保健看護学科が設置された(日本小動物獣医師会および日本動物看護学会の資格試験を受験可能)。平成18年には倉敷芸術科学大学に生命動物科学科が設置された(日本動物看護学会を含む各資格試験を受験可能)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「動物看護師」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Paraveterinary workers 」があります。 スポンサード リンク
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