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玉名ラーメン(たまなラーメン)は、熊本県玉名市で考案されたラーメン。 濃厚な豚骨スープと中細ストレート麺が特徴。発祥は福岡県久留米市にあった三九ラーメン(現、佐賀市)の玉名市への出店を契機とする。のちに熊本市にも伝わったとされるため熊本ラーメンのルーツといわれる。その後三九に影響を受けた店や、三九で修行して創業した天琴ラーメン、天琴からの独立、と分化していった。同じ熊本県のラーメンでも熊本ラーメンとは全く異なる。しかし、大抵揚げニンニクチップの使用が熊本ラーメンと共通する部分であると言えるが、玉名ラーメンの店では、店員から投入の可否を問われるという違いがある。 玉名ラーメンの味は久留米ラーメンの味を汲んでいるとされているが、店外でも感じられるほどの強いトンコツ風味と、甘みのある濃い油脂のスープ、ニンニクチップが特長である。玉名ラーメンのある店ではスープにラードの膜が張っているところがある。 2006年に、玉名市内のラーメン専門店を巡るスタンプラリーが初めて開催された。 2007年9月に、スタンプラリー参加16店で「玉名ラーメン協議会」を設立。2007年9月29日から12月2日まで第2回スタンプラリーを開催、235人が16店全店制覇した。07年12月に、玉名ラーメン協議会と玉名市内の食品製造業者の共同開発で即席「玉名ラーメン」を発売、「たまなブランド」の認定商品になった。 2008年の第3回スタンプラリーは、9月27日から11月30日まで開催され、143人が全店制覇した。 == 玉名ラーメン協議会加盟店 == * 桃苑(とうえん) * 天琴(てんきん) * 千龍(せんりゅう) * 来々軒(らいらいけん) * 大輪(だいりん) * 番屋(ばんや) * 味千ラーメン玉名店(あじせん) * 中王ラーメン * れいとん軒 * 龍願(りゅうがん) * 雲龍軒(うんりゅうけん) 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「玉名ラーメン」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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