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玉座[ぎょくざ]
玉座(ぎょくざ)とは、君主が公式に座る座具のこと。日本においては、天皇の玉座である高御座(京都御所紫宸殿)などが有名である。 ==古代の文化における玉座==
古代から玉座は君主と神々のシンボルとされていた。いくつかの文化では、王位継承者が即位した時の戴冠式において、または君主が他の者に対して地位を誇示するために使用されていた。このため、玉座は君主の権力に関連付けられてきた。 ホメロスによると、古代ギリシャ人 は祈祷をする際、神々が座る事が出来るように宮殿や寺院に空席の玉座を設けていたという。有名な物に、マグネシアのバテュクレス によって作られ、スパルタのアミクレスに設置されたアポロの玉座がある。 ローマ人は2種類の玉座を用いていた。ひとつは皇帝のためのもので、もうひとつは崇拝の中心となる女神ローマの彫像が着座するためのものであった。 ヒッタイト人は、玉座そのものを神として崇めた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「玉座」の詳細全文を読む
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