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玉形弁 : ウィキペディア日本語版
バルブ

バルブ()は、液体気体配管など、流体が通る系統において設けられる流れの方向・圧力・流量の制御を行う機器の総称〔石福昭監修・中井多喜雄著 『建築設備用語辞典』技報堂出版 p.563 1998年〕。特に用途や種類などを表す修飾語が付く場合には「(べん)」という語が用いられる〔。この「弁」の元の用字は“瓣”すなわち花弁・はなびらを意味する。
手動操作バルブのほか、電動弁など動力化により遠隔操作可能なバルブもある。また、一部の工場作業者はベルブと言い換える場合がある。
バルブには、流体の種類(液体、気体)、性質(可燃性、毒性、腐食性、圧力、温度)、特性、さらには、バルブ本体の材料(金属、非金属)により、豊富な種類の構造のものがある。一般生活においては水道ガス給湯器などの家庭用や、タンクや、ボンベを初めとした産業設備、金管楽器等に使用されている。
イギリス英語においては真空管を、電気信号の開閉スイッチの役割を果たすことから ''thermionic valve'' , ''radio valve'' と呼んでいる。
==基本要素==
バルブは、流体の通路を開閉することのできる可動機構を必ず有する。構成基本要素として、弁箱 (body)、弁棒 (stem)、弁体 (disc)、弁座 (seat) があり、さらにパッキング (packing)、弁押え (guard)、パッキング押え (gland)、はめ輪 (ring)、ハンドル (handle) 等の小部品によって構成される。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「バルブ」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Valve 」があります。



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