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『王の帰還』(おうのきかん、原題:)は、J・R・R・トールキンの代表作『指輪物語』の第三部の表題。1955年10月20日に英国で出版された。 第三部『王の帰還』は、『指輪物語』の第五巻と第六巻からなる。六巻構成で出版されるときには第五巻に『(指輪戦争)』、第六巻に『(王の帰還)』と表題がつけられることがある。邦訳では表題はなく、単に『王の帰還』上と『王の帰還』下となっている。 『王の帰還』の巻末には「追補編」と『指輪物語』全体の索引が付属している(版によって異なる)。 ==表題== トールキンは、指輪物語を六巻と追補編から構成するものとして着想した。出版社は全体を三部に分け、第五巻と第六巻そして追補編を『王の帰還』の表題の下にまとめた。トールキンは、表題があらすじを説明しすぎだと考え、『指輪戦争(The War of the Ring)』の方がふさわしいと考えた。 当初提案された第五巻の表題は『指輪戦争』であり、第六巻の表題は『第三紀の終り(The End of the Third Age)』であった。これらの表題は『Millennium Edition』で用いられた。 最終的に『王の帰還』は『指輪物語』の第三部として出版された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「王の帰還」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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